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QGISのプロセッシングを色々とためしてみました!

QGISのプロセッシングを利用することで、さまざまな位置情報データ処理が可能です。プロセッシングは、GUIやバッチ処理やPythonスクリプト等の方法で利用可能です。今回はGUIでの利用方法を紹介します。

今までにdayjournal memoで、ベクトル処理を中心に60種類以上を試してきました。今回はその中でもおすすめの5つを紹介したいと思います!プロセッシングは、他にもラスタ含めてさまざまな処理が可能です。ぜひチェックしてみてください!




詳細として下記について説明します。

  • 事前準備
  • BBoxデータ作成
  • 交差ポイント作成
  • 空間検索でデータ選択
  • ジオメトリの重心作成
  • 等間隔ポイント群作成




事前準備

下記リポジトリにポイント・ライン・ポリゴンのサンプルデータを格納しています。検証用にご利用ください。

Github

プロセッシングツールボックスを開きます。
QGIS起動 → プロセシング → ツールボックス
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BBoxデータ作成

各ジオメトリのBBoxを自動で作成します。


プロセッシングツールボックス → ベクタジオメトリ → BBoxの出力

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対象レイヤ・保存先を任意で設定し実行

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実行結果

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QGIS-090




交差ポイント作成

ジオメトリが交差している箇所にポイントを作成します。

プロセッシングツールボックス → ベクタオーバーレイ → 線の交差
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対象レイヤ1・対象レイヤ2・保存先を任意で設定し実行
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実行結果
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QGIS-087




空間検索でデータ選択

Within関数を利用しポリゴン内に含まれるポイントを抽出します。他の関数も利用可能です。

プロセッシングツールボックス → ベクタ選択 → 場所による選択
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対象レイヤ・空間検索方法・比較対象レイヤ・選択状態を任意で設定し実行
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実行結果
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QGIS-076




ジオメトリの重心作成

ジオメトリの重心にポイントを作成します。

プロセッシングツールボックス → ベクタジオメトリ → 重心
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対象レイヤ・保存先を任意で設定し実行
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実行結果
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QGIS-122




等間隔ポイント群作成

指定距離の間隔でライン上にポイントを作成します。

プロセッシングツールボックス → ベクタジオメトリ → ジオメトリに沿った点群
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対象レイヤ・距離・開始オフセット・終了オフセット・保存先を任意で設定し実行
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実行結果
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QGIS-095






QGISのプロセッシングについて、他にも記事を書いています。よろしければぜひ。
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