Try #036 – DjangoでJWT認証のAPIを構築してみた
この記事は、「Django Advent Calendar 2019」の22日目の記事です。
DjangoでJWT認証のAPIを構築してみました!
事前準備
- Django REST frameworkの構築
以前書いた記事でAPIの構築までを説明します。
Django #005 – API構築
環境
- Python v3.6.0
- Django v2.2.1
- Django REST framework v3.9.3
今回は、JWT認証のAPIを構築してみます!
まずは、各モジュールをインストールします。
Simple JWTをインストール
pip install djangorestframework_simplejwt |
djoserをインストール
pip install djoser |
django-cors-headersをインストール
pip install django-cors-headers |
認証に利用するユーザーも事前に作成
python manage.py createsuperuser |
次に、Djangoのコードを記述します。
./config
settings.py
import os |
トークンの設定に利用するため、日付・時刻操作するモジュールをインポートします。
#日付・時刻操作モジュール |
djoserとdjango cors headersを読み込みます。
INSTALLED_APPS = [ |
django cors headersのミドルウェアクラスを追加します。
MIDDLEWARE = [ |
Django REST frameworkにJWTの設定を追加します。
#Django REST frameworkの設定 |
トークンの種類と時間を設定します。
#Simple JWTの設定 |
CORSの設定をします。
# CORSの設定 |
./config
urls.py
from django.contrib import admin |
認証のトークンURLを追加します。実際にアクセスするURLは「api/auth/jwt/create」になります。
#api/authアプリケーションのURLconf読み込み |
./api
views.py
from rest_framework import viewsets |
パーミッションモジュールをインポートします。
#パーミッション設定 |
各APIを認証済の場合のみアクセスできるように設定します。
#認証済のみアクセス可能 |
最後に簡易サーバーを起動します。
python manage.py runserver |
APIにアクセスしてみます。認証されていないので値を取得できません。
curl http://127.0.0.1:8000/api/sublist/ | jq . |
作成したユーザーを引数にトークンを取得します。
curl http://127.0.0.1:8000/api/auth/jwt/create -H "Accept: application/json" -H "Content-type: application/json" -X POST -d '{"username":"sample","password":"samplesample"}' |
取得したトークンを指定し、もう一度APIにアクセスしてみます。認証されて正常に値がレスポンスされるのが確認できます。
curl http://127.0.0.1:8000/api/sublist/ -H 'Authorization: JWT [トークンを入力]' | jq . |
最後にPostmanでも表示してみます。
DjangoでJWT認証のAPIの構築ができました!
Django REST frameworkとSimple JWTを組み合わせることで、DjangoでJWT認証APIの構築できることが確認できました。バックエンドはAPI配信、フロントエンドはUIや動きによりフォーカスした分離ができそうです!
Djangoについて、他にも記事を書いています。よろしければぜひ。
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